5年前の2011年、ちょうど50歳から私はアニメ好きになりました。
好きな作品について、一度まとめて書いておきたかったので、書いてみます。
子供の頃からずっと漫画好きではあったのですが。
アニメは子供につきあって見るか、好きな漫画が原作なのでちょっと見てみる程度でした。つい6年ほど前までは。
2011年の初めに、「タイガー&バニー」を子供とネット配信で一緒に見て、アニメだけどハリウッド映画みたいにかっこ良くてすごいと思い、そのあとネットで評判だった「魔法少女まどかマギカ」も見てみたらかわいい魔法少女からのダークなSF展開や凝った美術に驚いたりしてました。でもまだ他の作品にまで興味は広がらなかった。
その流れで面白そうだなと見てみたのが「輪るピングドラム」でした。
なんだかわけわかんないけどペンギンがかわいいなーと見始めたらわけわかんないまま引き込まれて、思いもよらぬ所へ連れて行かれて最終回ではやっぱりわけわかんないままボロボロ泣いてました。何度観てもなぜか最後は泣かされる作品です。
原作が好きとか他のジャンルっぽいとかじゃなく、オリジナルアニメでなんだこれはと思って驚いた作品はあれが最初。
グッズも買いました。今もペンギンのマグ愛用してる。あれが「はまった」というのか。
そこからネット配信で古い作品を見たり、テレビやネットで次々シーズン毎に新しい作品を追ったりしています。
製作会社や監督名や声優名なんかを覚え始めて(まだ有名なのしかわからないけど)始まる前から予告で見当つけて面白そうだなと思える程度には成長しました。
まあいい大人なので、やっぱり絵柄やノリについていけなくて見られないアニメも多いんですが、ワンシーズンにいくつかは最後まで見続ける作品があって、子供みたいに毎週ワクワクしていたりします。
しかしなんで2011年だったんだろう?と先日考えてたら、2011年は地デジ切り替えがあった年でした。
すでにあまりテレビは見ていなかったので、そのままテレビなしの生活が始まった年でもありました。
そしてネットの動画サイトを次々見るようになったのも2011年。ニコ動やYoutubeや。そのうちバンダイチャンネルも。
当時テレビ番組のネット配信はまだあまりなかったと思うんですが、アニメはたくさんあった。
で、5年間で見たアニメの中で、今の時点のベスト10というのを考えてみました。
全部機会があったらまた観たい作品です。大人が観ても面白い作品ばかりだと思うんだけどなー。
リアルタイムで観た作品編(2011年〜2015年)
1 輪るピングドラム
2 キルラキル
3 血界戦線
4 ピンポン
5 スペースダンディー
6 坂道のアポロン
7 ジョーカーゲーム
8 ユリ熊嵐
9 純潔のマリア
10 進撃の巨人
ああ、昭和元禄落語心中もおそ松さんもハイキューもワンパンマンもちはやふるも夏雪ランデブーもキズナイーバーもサイコパスもシドニアの騎士もアルスラーン戦記も入れたかったなあ。(ベスト20にしたら良かったのか。)
遡って観た古い作品編(〜2010年)
1 少女革命ウテナ
2 カウボーイビバップ
3 攻殻機動隊
4 天元突破グレンラガン
5 人類は衰退しました
6 新世紀エヴァンゲリオン
7 化物語
…こっちは結局ベスト10まで思いつかなかった。見てみたい、見たらきっとすごそう、っていうのはたくさんあるんだけど有名シリーズ物なんかは膨大でどこから手をつけていいかわからずにいます。
まだ見ぬ宝はたくさんあるんだろうな。
そして、もともと好きだった日本美術も、アニメ好きになってから興味が広がった気がします。
北斎、国芳、暁斎、あたりの浮世絵の武者絵や妖怪絵と、小林清親、川瀬巴水、吉田博、あたりの浮世絵から連なる新版画の風景画はたぶんアニメを好きになったのと同時進行でどんどん好きになりました。
そういえば、小学館から出ている日本美術全集の現代編に漫画やアニメも取り上げられてました。
アニメはエヴァとアキラだったかな、じつはあれ読んでて、なんでウテナが入ってないんだーと少々不満でした。
ウテナ、あのド少女漫画なキャラクターも奇妙な設定もストーリーも音楽も、すごく日本美術だと思うんですが。日本美術史に残ってもいいのにと。ひいきの引き倒しかな。
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