装画を描いた本が、5月18日に発売になります。
「永遠の道は曲がりくねる/宮内勝典」
河出書房新社です。
ずっしりした文学作品で、戦争に翻弄され抗い傷を負った人々の歴史を、悲惨で暗いだけではない、過去から未来へ続く人間の営みとして俯瞰的に見つめたようなスケールの大きさに、読んでいて引き込まれました。
下のカバー全体の写真のように、登場人物を賑やかに折り返しまで並べています。
重いテーマではあるけれど暗くならないように、という依頼でしたが、描いても描いても作品の存在感に追いつけないような気がして何度も描きなおしました。
発売が楽しみです。緊張しています。
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