そもそも、私が最初の装画の仕事をいただいたきっかけは、鈴木成一装画イラストレーション塾へ行ったことでした。
その装画イラストレーション塾では、時々受講生を対象に、実際出版される書籍の装画のコンペを開いています。
今回は受講生以外のイラストレーターにも対象を広げた、河出書房新社が出版する新人作家の作品のPRも兼ねての企画で、デビューに力が入っているだけあってたいへん読みやすく面白く新しい感覚の小説でした。
結果は落選だったんですが。
発売前の、というかデビュー前の新しい作家の誕生に立ち会えたようで、面白い経験でした。
たぶんコンペの様子はこれから何かの形で河出書房新社から公開されると思います。
どんどん宣伝してください。ということでしたので、及ばずながら。
で、私の描いた装画はこれでした。
微妙な距離の主人公と血の繋がらない兄、そして二人の暮らす街。
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